正しい歩き方ってありますか

こんにちは

北九州整体院院長の田村です

整体を生業として14年が経過しました。最近気になることがあります。
それは、立ち方、歩き方についてです。

私自身が、10年前までは身体の健康に関心が薄かったので、当然、立ち方、歩き方についても関心がない。それでO脚、変形性膝関節症にもなってしまい。治療したが、現在でも、ウォーキングで膝の古傷が痛む時がある。

立ち方、歩き方に興味がわいたきっかけは、整体業を営むことで、患者さんの下半身のバランスの悪さが気になりだしたことからである。

例えば、
足指を使わないペタペタ歩き。
膝が真っすぐにならない、くの字歩き。
膝が内向きの内股O脚や膝下O脚。
足のかかと重心に伴う反り腰。
足のかかと重心に伴う反り腰や開帳足に伴う外反母趾・内反小指。

これらから身体の不調につながっていることだ。

かかと重心に伴う反り腰や足の浮指は太ももの張りを作る。
浮指や開帳足は太もも~腰を疲労をさせる。
内股歩き(膝が内向き)は膝関節や股関節の捻じれをつくり軟骨をすり減らし変形性関節疾患になる恐れがある。

歩行による骨盤と背骨の傾斜

以下の図は歩調による後ろから眺めた、骨盤や背中の揺れである。

北九州整体院では健康的な歩き方の研究や指導を行っており、下図の動きも参考にしている。
歩行による、脊椎のうねりが伴って肩と骨盤のラインの傾斜が見られる。
身体全体を使った無理のないバランスのいい歩き方に見えませんか?
画像の説明
カンパジー機能解剖学Ⅱ下肢第6版より引用

歩行による下肢と骨盤と上肢の均衡

下の図は、右足と左手の前進、左足と右手の前進、の運動は無意識に行われ、歩行のバランスと安定性を保っている。
画像の説明
カンパジー機能解剖学Ⅱ下肢第6版より引用

歩き方のポイント

二足歩行は人類が獲得した素晴らしい動きではないかと思える。
でも、文明の発展で、歩くことが減っている。それと同時に、慢性病の多い現代社会を出現させているのではないかと思えてならない。
足が太いと悩む人が多いようにも思える。

ここでは、関節を痛めない、自然な歩き方、正しい歩き方のポイントを「姿勢」「歩き方」「重心の移し方」の3つに絞って解説してみる。

まずは見た目から、間違った立ち方・歩き方をしていないかを確認してみます。
以下の項目にあなたは該当するでしょうか?

  • 立ち方
    • 前から見て膝頭が内側に向いていませんか?
    • 耳・肩の先・大腿骨の上・くるぶしの4Cm前が一直線上にありますか?
  • 歩き方
    • ペタペタ歩きとは、足踵から指先までのしなやかな体重移動ができない足。
    • 体重が乗った足の膝が、くの字になっており、まっすぐ伸びていない。
    • ロボって歩きとは、股関節から下のみでバランスを取っており骨盤、上部体幹を使っていない。
  • O脚を治す歩き方
    体重の移動や足首の可動など、当院の指導している正しい歩き方を前提として以下を気を付けます。
    後ろ足を前に運ぶときに膝を反対の膝に寄せる。寄せ切った後、前に運ぶ足を前方にまっすぐ運ぶ。運ぶ足が踵で着地すると同時に、体重移動で足裏全体で着地がフィニッシュです。
  • きれいな歩き方
    • ファッションモデルの綺麗な歩き方を見ると、足がみぞおちからあるような歩き方をしていませんか?
      私も参考にしています。
    • 胸骨は進行方向を向いてぶれない事ですね、四つ足動物は目標値である獲物をめがけてまっしぐら。胸部は横ブレせずに安定しています。きれいな歩き方や走り方と思いませんか。